壮士凌雲―高みを目指して―

ロードバイクに関する備忘録的な日誌

23cと25c

自分用のメモも兼ねて。

25cの方が転がり抵抗が低いというのがどうも納得出来ないので詳細に調べた。

まず、大径タイヤの方が転がり抵抗が低い。転がり抵抗は直径に反比例する。23cと25cの直径はキャットアイのリストから計算すると667.5mmと670.4mmなので計算上0.4%、25cの方が転がり抵抗が低い。250w巡航で1wの影響。これは無視していいぐらいの値。

次に同じ空気圧では23cと25cの転がり抵抗ということは変位量が25cの方が少ない。変位量を同じにして23cの方を空気圧を高めて使用するのが通常であろう。体重によって空気圧を変えたり、25cは0.5bar空気圧を下げるとかメーカーは推奨してるはずなのに、25cとの比較のときだけは同一空気圧での評価。この場合は変位量が同じなので変形によるエネルギーロスは同じ。

あとは接地面積の差。仮に断面が四角でタイヤ幅全体が地面に接地するとしたら8.7%も25cが接地面積が大きい。実際はもっと少ない接地面積やけど、この差の方が直径の影響よりデカい。

以上の検討結果から決戦用に25cの選択は無くなった。ということで早速20cをポチっておいた。

25cに都合が良いデータだけを公表するのはズルいよなあ。

通勤やロングライドの普段履きにはエアボリュームの大きい25cを選択するのはアリですね。ただ、スピード優先なら細い方が計算上も体感上も速い、細いタイヤですね。

太いタイヤの転がり抵抗が低いのならプリウスのタイヤは275とかでないとあかんのとちゃう。

っと、たまにはエンジニアっぽいことを書いてみた。