壮士凌雲―高みを目指して―

ロードバイクに関する備忘録的な日誌

石鎚山ヒルクライムその2

 

予想外の先頭整列。まあ、スタートに並ぶときになんとかなるか。

スタートまでにO原さんと少しお話をして、その後、S野さんとたっぷりお話ししたのち

30代スタートのエース君のスタートを見守り、整列。

やはり最前列。3列目ぐらいがよかったけど仕方がない。

前方に誰もいない景色が新鮮。心拍は100bpmと落ち着いている。いける!

そして、スタート。

クリートキャッチも上手くいき、サイコンのスタートも忘れずに押せた。

前から5番目ぐらいのポジションを確保。

ここまでは理想的。

しかし、先頭は伊予銀行のチームだったか、あきらかにスローペース。

スタート直後は35~40km/hぐらいで良いペースだったが徐々にスローダウン。

ここで横を追い抜いていく小集団がいたのですぐさま乗り換え。

けどこの小集団でも先頭交代が行われないのか、ペースが一向に上がらない。

場所によっては30km/hを下回ることも。

ここで辛抱できず、誰か同調してくれることを期待して一気に先頭へ。

しかし、後方の気配もなく、仕方がないので走り続けていると心拍も予定外の170bpmオーバー。

ペースダウンするも誰も先頭交代をしてくれず…

このままどこまで行くのだろうと思っていたところ、平坦路の終了する手前、鳥居さんのところで

物凄い勢いで有名チームのジャージを着た3人にパスされる。

その後に続く集団にも楽々パスされていく。結局20人以上にはパスされただろうか…

ここでようやく料金所跡からの本格的な登りへ。

かなりの人数にパスされ気落ちしたが、

落ちてくる人は必ずいる。

勝負は2ndステージ。

と言い聞かせ、マイペースで登ることに。

O原さんの姿を視界に捉えてはいたが目標にはするも無理には追わず。

案の定、落ちてくる人数人はパスするがO原さんの姿は徐々に遠ざかっていく。

まあ、仕方がない。実力もO原さんが上なので無理して追うとオーバーペースか。

雨でゴーグルも曇り視界が悪い。サイコンの表示も読み取れないが170bpm台ということは確認できる。

ほどなくエース君に追いつき、声をかけて追い抜く。

何と声をかけて、何と返されたかは覚えていない。とりあえず元気はもらえた。

途中、トンネルを何個か抜ける。昨年はレースの動画を繰り返しみていたので何個目を抜けたらゴールとか

記憶していたが、今年は1回見ただけ。コースの詳細まで覚えていない。ダメや…気が緩んでいるなあ。

昨年はまだ余裕があると思いながら走っていたけど、今年は割といっぱいいっぱい。

脇腹も痛いし、序盤の先頭引きのダメージがあるのか。

で、ラストスパートをしている選手を見て、自分もスパート。

完全に後手に回っている…

ほどなく1stステージゴール。

タイムは31分前後か。予定の30分よりは遅れているも大きく遅れていない。

まだいける。昨年の反省をふまえ、きっちりとサイコンで時間をはかりながら休憩をとる。

期待していたメイタンは置いていなく、水のみの休憩所でがっかり。

水を2杯いただき、トイレへ行く。予定通り約10分の休憩後、2ndステージのスタート地点へ向かう。

 

その3に続く…